学生・生徒・園児の夢の実現を支援し、
地域社会の発展を支える知の拠点として
本学園は、1942年に財団法人東洋語学専門学校として創立後、熊本短期大学から熊本商科大学、そして文系総合大学である現在の熊本学園大学へと発展を続け、2022年、創立80周年の節目の年を迎えました。大学院、大学、付属高等学校、付属中学校、付属敬愛幼稚園と時代を追って設置され大きな学園となりました。感慨深いと同時に、この慶事を機会に、学園の歴史を表す「建学の精神」について触れておきたいと思います。 建学の精神である「師弟同行」「自由闊達」「全学一家」のうち、「師弟同行」「自由闊達」は、本学の前身である財団法人東洋語学専門学校第1期生の園田四郎氏が、1942年の第1回入学式で『「師弟同行」「自由闊達」の学風を樹立せんことを期す』との宣誓文を朗読したことに始まります。「全学一家」は、熊本商科大学が誕生した昭和29年の第1回入学式が旧6号館の木造校舎、2階の講堂において挙行された折、高橋守雄初代学長の「教育方針」の中で語られた言葉であります。 この三つの建学の精神は、現代においても連綿と受け継がれ、学校法人熊本学園の礎となっています。自由闊達を尊重する学風のもと、幅広い教養と知的応用能力を身につけ、地域社会を支える人物を育成することこそが本学園の使命です。
これからも学生・生徒・園児の夢の実現を支援し、社会の発展を支える知の拠点そして地域の拠点となることを目指し、歩みを進めて参ります。
学校法人 熊本学園 理事長
目黒 純一